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債務整理の相談ではどういったことをお聞きするか

当事務所では、債務整理の無料相談を実施していますが、ご相談者様のなかには初めて司法書士の事務所にお越しいただくという方も多くいらっしゃり、相談するまでどういったことを聞かれるのか不安に感じたり、緊張したとおっしゃる方もおられます。

 

少しでも安心してご相談にお越しいただけるよう、ご相談時にどういったことをお伺いするのか、簡単にご紹介したいと思います。

 

〇どこから、いくらぐらい借入れをしているのか?
借入れをしている会社が何社ぐらいあって、まとめていくら程度の借金があるのか、という点は、どの債務整理手続きがベストかを判断するために重要な情報となります。 もし、10年以上前から取引をしている業者があったり、連帯保証人がついている借入れがある場合は、ご相談の際にその旨を司法書士にお伝えください。

 

〇現在の家計の状況
家計全体として、1か月あたりどの程度の収入があり、生活費のためにどの程度の支出があるのかという点は、今後、借金の返済を続ける債務整理手続きを選択するべきか、あるいは借金が原則として免除される自己破産を選択するべきかを判断するために重要な情報となります。

 

〇どういった財産をお持ちか
例えば、マイホームや車はお持ちか、お勤めの会社に退職金制度はあるか等、ご相談者様の財産額がおいくら程度になるかおおよその状況をお伺いします。自己破産の手続きを選択すると一定の財産を手放さなければならない可能性があること、また個人再生の手続きにおいては財産額が多いと今後の弁済額に影響を及ぼす可能性があるからです。

 

なお、ご相談時には、どういった債務整理を希望されるかといったご相談者様のお気持ちに寄り添い、不安に感じておられることを一つずつ解消しながら、ご一緒に最適な解決方法を模索させていただければと思います。

2021.08.03
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