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任意整理をしてよかったこと

任意整理は、今ある債務を今後何回の分割で支払うか、月々いくらの分割にするか、といった点について弁護士・司法書士が債権者と交渉を行い、和解契約を締結するという債務整理の方法です。

 

借金が全額免除される自己破産や、借金の元本が最大で5分の1まで圧縮される個人再生と比較すると、債権者に返済する総額、月々の返済額が多いため、任意整理を行うことでどういうメリットがあるのか、という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

 

今日のコラムでは、依頼者の方からお伺いする「任意整理をしてよかった」という点をご紹介したいと思います。

 

今後どうしても返済したい債権者を任意整理の手続きから除外できた


車のローンがある場合、また、友人や親族といった個人的な関係の方から借金をされている場合などのケースでは、そのローンや借入れについては、約束どおり返済したいと希望される方もいらっしゃいます。任意整理の場合は、A社については任意整理をして、Bさん、Cオートローンについては当初の契約どおり返済していくというように、一部の債権者のみについて交渉をすることが可能です。

 

毎月確実に元本が減っていくから、前向きに完済を目指して頑張れるようになった


任意整理をする前は、返済しても利息が高いためなかなか借金の元本が減らないことに悩まれる方が多いのですが、任意整理をすることで、今後の返済については原則利息がかからないため、毎月返済すればするほど確実に借金が減り、いつ完済できるかがはっきりします。いつ借金を完済できるかわからないというのは精神的に負担が大きいので、完済時期が明確になることは任意整理の大きなメリットでしょう。

 

ご自身のケースで、任意整理をすることで毎月の返済額をどれぐらいまで減額できるかお知りになりたい、という方はお気軽に無料相談をご利用いただき、現在の借り入れ状況についてお知らせいただければと思います。

2021.08.23
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